セカンドライフとは

セカンドライフ(Second Life)はアメリカのベンチャー企業、リンデンラボ社が運営する仮想世界(バーチャルワールド)です。
画面を見るとオンラインゲーム(MMORPG)に似ていますが、まったく違うものです。ゲームではないので、倒すべきモンスターや、経験値やレベルといったものはありません。あなたの分身となるキャラクターはセカンドライフではアバターと呼ばれ、このアバター同士でコミュニケーションをとり、友達になって一緒にいろいろなことをすることができます。
世界もアバターもすべて3Dグラフィックによって表現されていますが、アバターを作り、プロフィールを登録し、コミュニティに参加して文字チャットやボイスチャットによってユーザー同士がコミュニケーションをとることが出来ますので、MIXIのようなSNSが立体化したものと考えてもらったほうがイメージしやすいかもしれません。

セカンドライフのもっとも大きな特徴として、仮想世界の中のものはすべて(アバターが身につけるアイテムも、乗りものも、建物も、木や山ですら)が世界中のユーザーによって作られたものだということがあげられます。運営会社であるリンデンラボ社は、空と海と土地以外は提供しません。かつてないほど自由な世界、それがセカンドライフです。
オンラインゲームをプレイした人は、自分のキャラクターにもっと自由な服を着せたり、好きな髪型にしたり、メイクを変えたりしたいと思ったことがあるでしょう。また、携帯ゲームなどのアバターを作ったことのある人も、数十種類の限られた衣装から選ぶのではなく、ファッション雑誌でみたかわいい服を着せられたらいいのにと思ったことがあるはずです。
セカンドライフでは、世界中のクリエイター達が、何十万、何百万というアイテムを作っていますので、ユーザーの中には何百着もの服を持っている人も少なくありません。もし見つからなければ、自分で自由な服を作ることもできます。

セカンドライフではアバター同士がコミュニケーションを取るための機能がとても充実しています。会話に普通に使う文字チャットだけでなく、相手と1対1で話すためのインスタントメッセージ、コミュニティのメンバーが同時に会話できるグループチャット、指定した複数のメンバーだけで会話ができるカンファレンス、またマイクをつかって音声で会話するボイスチャットも搭載していますので、メッセンジャーやスカイプなどは必要ありません。
また、アバターが歩いたり、座ったりするポーズはAO(アニメーションオーバーライド)というものでカスタマイズできます。驚いたり、笑ったりといった感情表現は、ジェスチャーを使うことで会話に合わせた動きにすることができるでしょう。いずれも多くのクリエイター達がPOSERのようなアニメーションを作るソフトによって作成してアップロードしていますので、あなたのアバターにあったものを数千種類から選ぶことができます。最近はモーションキャプチャーによって作成されたなめらかなダンスなども人気となっています。

セカンドライフのアバターファッションは非常に多彩です。アバター用のアイテムはすべて一般のユーザーが作成したもので、公式で販売されているものはありません。
作成したクリエイターが運営しているショップで販売されているものの他に、フリーアイテムと呼ばれる無料で配布されているもの、トレジャーハンティングのような宝探しイベントで見つかるもの、ラッキーボードやラッキーチェアという仕組みで貰えるもの、グループギフトと呼ばれるショップのコミュニティに参加すると貰えるもの、ガチャで買えるものなど、世界中のユーザーによって作られているその数は数百万か数千万か誰にもわかりません。
これらのアイテムの組み合わせによって作られるアバターのファッションの多様さは、WEBのコミュニティサイトのアバターやオンラインゲームのキャラクターの延長ではありません。世界にひとつだけの個性的なアバターをつくるか、毎日その日の気分でファッションを楽しむか、セカンドライフで本当に自由なアバターを体験してください。



